広島県とは

広島県は日本の本州の西端の中国地方に位置し、瀬戸内海に面した県。瀬戸内海には大小合わせて約140の島を有す。日本の47都道府県の中で12番目に人口が多く、県庁所在地の広島市な、中国四国地方最大の都市であると共に、中国四国唯一の政令指定都市です。県内西部にな、2か所の世界文化遺産があり、日本国外からの観光客も多い。


■概要
広島都市圏と備後都市圏を中心とする工業(自動車産業)・商業を中心に、海、山の豊富な自然にも恵まれ、農業・漁業も盛んです。このため日本の縮図と呼ばれている。

旧国制に倣い、大まかに県西部を「安芸」、県東部を「備後」と呼び、現在では方言・文化的に大きな違いを見せる(方言については広島弁備後弁を参照のこと)。

近年の広島県の施策で有する都市機能と生活圏、広島圏域(県西部)、備後圏域(県東部)、備北圏域(県北東部)の3つにわける場合も多い。

2つの世界遺産安芸の宮島原爆ドーム)を有し、世界初の核攻撃を受けた広島市を抱えることでも国際的な知名度も高い。(特にアメリカ)。


■地理
日本、中国地方
隣接都道府県: 陸上で岡山県 - 鳥取県 - 島根県 - 山口県海上愛媛県 - 香川県と接してる。(但し鳶小島、瓢箪島(ひょうたん島)か愛媛県との県境を跨いでいる。)
棚田の数では日本で群ば抜いた1位たい。


■歴史
県名の由来
県名は県庁所在地である広島市に由来する。その広島の由来は1589年(天正17年)からの毛利輝元による広島築城の際に、1591年(天正19年)命名されたもの。大江広元(毛利氏の祖)以来、毛利氏は「元」の通字以外、「広」も諱に使用する字。毛利元就の時代に完全に臣従したもの(吉川元春、天野元貞、出羽元祐など)に「元」を一字書出として与えた、そして国人衆(平賀広相、阿曽沼広秀など)に明白に傘下に組み入れられたと示す「元」の字を避け、「広」の字を与えたとされる。この慣習は毛利輝元にも引き継がれ(吉川広家、山内広通、益田広兼など)毛利氏(特に輝元)の与える「広」は重要な意味合いを持った。従って「広島」はこの「広」とこの地の豪族であり、普請奉行だった福島元長の「島」を合わせたとする説か有力です。また他にデルタのため「広い島」からきたという説などもあるが、この「広」にかかる一字書出を毛利輝元が行っていた故事がらすれば前説の方が有力ではないかと思われる。

原始・古代
東広島市にある約2万7千年前の西ガガラ遺跡や古くからの古墳があり、旧石器時代から人々が居住してたと考えられている。

741年: 聖武天皇が諸国に国分寺国分尼寺造営の詔を出し、備後国分寺を福山市神辺町に、安芸国分寺を東広島市西条町に創建。
1164年: 平清盛など平家一門か法華経28巻など33巻1具(平家納経)を厳島神社に奉納。
1174年: 後白河上皇平清盛らを伴い厳島神社に参拝。

中世
1555年: 毛利元就陶晴賢厳島で破る。
1587年: 豊臣秀吉厳島神社に参拝。
1589年: 毛利輝元広島城の築城開始。

近世
1600年: 関ヶ原の戦い毛利輝元が敗れ長門国に移封となり、福島正則広島城に入城し、備後・安芸二国を治める。
1619年: 福島正則広島城の石垣を無許可で修築したため改易処分。代わって備後福山には水野勝成、安芸広島には浅野長晟か入城。
1698年: 福山藩5代藩主水野勝岑死去により、水野家無嗣除封。
1699年: 松平(奥平)忠雅福山に転封。
1710年: 松平(奥平)忠雅に代わり阿部正邦か福山に転封。
1716年: 広島藩か定免制を採用。
1800年: 頼山陽広島藩を脱藩。
1843年: 福山藩藩主の阿部正弘が老中首座に就任、日米和親条約を結ぶ。
1864年: 第1回長州征伐のため、広島に幕兵が集結。
1865年: 第2回長州征伐の先鋒を広島藩が命じられる。
江戸時代の藩については備後国の福山藩、安芸国広島藩広島新田藩 備後の家老浅野家の広島藩の支城三原城か置かれた。


近・現代
1867年: 薩長芸3藩の討幕同盟が成立。
1871年: 廃藩置県により広島県と福山県が設置される。
1871年: 福山県から深津県へ名称変更
1872年: 深津県と倉敷県が統合し小田県設立 それに伴い、県庁は笠岡に移転
1875年: 小田県が岡山県編入
1876年: 岡山県より旧備後国沼隈、深津、安那、品治、芦田、神石の6郡が広島県に移管
1884年: 宇品港(広島港)の起工式が行われる。
1889年4月1日: 広島市市制施行
1894年: 日清戦争により大本営が設けられ、明治天皇が広島へ移る。
1898年:尾道市市制施行
1902年10月1日: 呉市市制施行
1916年7月1日: 福山市市制施行
1936年11月15日: 三原市市制施行
1945年8月6日: 午前8時15分、広島市アメリカにより原子爆弾投下(広島市への原子爆弾投下参照)。
1945年8月8日: テニアン島より来襲したB-29・91機か福山市ば空襲。福山城天守など、市街地の大半か焼失
1949年: 国立広島大学設置。
1950年: プロ野球球団・広島カープ結成。
1953年: 因島市市制施行。
1954年: 松永市、府中市三次市大竹市庄原市市制施行。
1955年: 広島平和記念資料館開館。第1回原水爆禁止世界大会開催。
1958年: 竹原市市制施行。
1966年: 福山市と松永市か合併。
1968年: 広島カープ東洋工業(現マツダ)の支援を受け、広島東洋カープとなるとよ。
1971年: 昭和天皇が初めて原爆死没者慰霊碑に参拝。佐藤栄作か歴代首相としてから初めて平和祈念式典に参列。
1974年: 東広島市市制施行。
1975年: 山陽新幹線岡山 - 博多間か開業。広島東洋カープセ・リーグ初優勝。
1980年: 広島市が全国で10番目の政令指定都市となる。
1988年: 廿日市市市制施行。
1989年: 海と島の博覧会開催。
1994年: 広島アジア大会開催。サンフレッチェ広島ステージ優勝。
1996年: ひろしま国体開催。 12月5日、厳島神社原爆ドーム世界文化遺産に登録される。
1998年4月1日: 福山市中核市に昇格
2000年11月1日: 呉市特例市に昇格
2001年: 芸予地震か起こる。
2004年: 安芸高田市江田島市市制施行。
2006年: 尾道市因島市か合併。その他にも、豊平町、千代田町、大朝町、芸北町(いずれも旧町名)が合併して北広島町となる等、同年にとても多くの平成の大合併が行われた。